逃亡提督 サイドストーリー第三弾の
「間宮&伊良湖」篇
第11話です
葉山に課せられたのは最低限の戦果。
名将"黒崎 拓斗"を復活させる為の捜索、その捜索許可の条件として出された課題をこなそうと彼と艦娘達は奮闘するが…
辛い現実を鎮守府の関係者全員は味わうことになる…。
今回は間宮視点です
「間宮&伊良湖」篇
第11話です
葉山に課せられたのは最低限の戦果。
名将"黒崎 拓斗"を復活させる為の捜索、その捜索許可の条件として出された課題をこなそうと彼と艦娘達は奮闘するが…
辛い現実を鎮守府の関係者全員は味わうことになる…。
今回は間宮視点です
葉山提督が元帥殿に呼ばれてから…
鎮守府に帰った時には、青ざめた表情となっていた。
彼は鎮守府に帰って来た途端に、放送で艦娘全員を呼び掛けた。
葉山「全員…広場に集まってくれ…」
その呼び掛けに連中は広場へと向かった。
だけど…私と伊良湖ちゃんは、離れた場所で話を聞くことにした。
正直、こんな提督の話なんか…聞くに値しない…。
黒崎さんを追い詰めるような…内容なんて…!!
葉山「皆、聞いてくれ…元帥殿からこう言われた。 最低限の戦果を上げない場合は…鎮守府を解体…及び…全員を解雇するとの事…。」
彼の口からは意外な内容が
なんと、戦果を上げるように元帥殿からの事実上の解雇通知が届いたようだ。
それを聞いた艦娘共は全員が青ざめた…。
だが、こんな解雇通知、
私と伊良湖ちゃんにとってはダメージは皆無に等しい。
私達は非戦闘艦で戦闘の経験はほぼ無い。
つまり、私達はほとんど普通の女性とあまり変わり無いのだ。
解雇されても、[艦娘]という職が無くなるだけで何も変わらないのだ。
それを聞いた後は、直ぐに自分の持ち場へと戻った。
そして…それから…
度々、出撃して海域の戦闘を行うようになったが…。
帰ってくる艦娘達は中破や大破ばかりで、満足するような勝利をもぎ取る事も出来なかった。
そんな光景を見ていて、
私達は不様としか思えなかった。
間宮「くくくくっ…また大破してるわ…二航戦の二人…。」
伊良湖「ホンとですね、しかも…不満を口にするわ…不機嫌な顔をするわ…。 上手くいかなくて腹立ってるのは分かりますけど…感じ悪くなりましたね…。」
間宮「後、千歳型の二人が、途中で中破して航空攻撃が出来なくなって…それの原因で負けたらしいよ。 その結果、二人共暗い顔してたわ~www」
伊良湖「後、高雄型の下の二人、摩耶さんと鳥海さん。 大破になっても、未だに入渠されないようですよ…。」
間宮「え、何で?」
伊良湖「既に満員だから(笑) ぷぷぷっ…www」
上手くいかないバカ共の失敗談を部屋で笑いながら話をしていた。
端から見れば私達は腹黒い発言をしているようだが、そもそも、あの連中が黒崎さんの良さを一欠片も理解しなかったのが悪い。
彼は、少し傷ついたら直ぐに入渠させたり、出来る限り中破や大破を未然に防ぐように撤退したり、彼女達の為を思って精を尽くした。
なのに、そんな思いを踏みにじったのは…あの彼女達だ…不満に思うわ、今までのように上手く行かないわ、そんな目に遭うのは当然だ。
自分達だけの力じゃない、その背後に黒崎さんの采配や戦略眼、判断等が有って上手く行ってたのだから。
その上、数々の戦いで戦果を上げ続けた[鳳翔]さんも辞めた、結果的に戦力は黒崎さんの頃の半分以下になっているだろう。
ま、今頃気づいても遅いですけどね…♪
間宮「ホント…[鳳翔]さんや[黒崎さん]にあんな事を言えるなんて…どの口が言ってるのやら…。 バカって後からになって気づくんですね。」
鎮守府に帰った時には、青ざめた表情となっていた。
彼は鎮守府に帰って来た途端に、放送で艦娘全員を呼び掛けた。
葉山「全員…広場に集まってくれ…」
その呼び掛けに連中は広場へと向かった。
だけど…私と伊良湖ちゃんは、離れた場所で話を聞くことにした。
正直、こんな提督の話なんか…聞くに値しない…。
黒崎さんを追い詰めるような…内容なんて…!!
葉山「皆、聞いてくれ…元帥殿からこう言われた。 最低限の戦果を上げない場合は…鎮守府を解体…及び…全員を解雇するとの事…。」
彼の口からは意外な内容が
なんと、戦果を上げるように元帥殿からの事実上の解雇通知が届いたようだ。
それを聞いた艦娘共は全員が青ざめた…。
だが、こんな解雇通知、
私と伊良湖ちゃんにとってはダメージは皆無に等しい。
私達は非戦闘艦で戦闘の経験はほぼ無い。
つまり、私達はほとんど普通の女性とあまり変わり無いのだ。
解雇されても、[艦娘]という職が無くなるだけで何も変わらないのだ。
それを聞いた後は、直ぐに自分の持ち場へと戻った。
そして…それから…
度々、出撃して海域の戦闘を行うようになったが…。
帰ってくる艦娘達は中破や大破ばかりで、満足するような勝利をもぎ取る事も出来なかった。
そんな光景を見ていて、
私達は不様としか思えなかった。
間宮「くくくくっ…また大破してるわ…二航戦の二人…。」
伊良湖「ホンとですね、しかも…不満を口にするわ…不機嫌な顔をするわ…。 上手くいかなくて腹立ってるのは分かりますけど…感じ悪くなりましたね…。」
間宮「後、千歳型の二人が、途中で中破して航空攻撃が出来なくなって…それの原因で負けたらしいよ。 その結果、二人共暗い顔してたわ~www」
伊良湖「後、高雄型の下の二人、摩耶さんと鳥海さん。 大破になっても、未だに入渠されないようですよ…。」
間宮「え、何で?」
伊良湖「既に満員だから(笑) ぷぷぷっ…www」
上手くいかないバカ共の失敗談を部屋で笑いながら話をしていた。
端から見れば私達は腹黒い発言をしているようだが、そもそも、あの連中が黒崎さんの良さを一欠片も理解しなかったのが悪い。
彼は、少し傷ついたら直ぐに入渠させたり、出来る限り中破や大破を未然に防ぐように撤退したり、彼女達の為を思って精を尽くした。
なのに、そんな思いを踏みにじったのは…あの彼女達だ…不満に思うわ、今までのように上手く行かないわ、そんな目に遭うのは当然だ。
自分達だけの力じゃない、その背後に黒崎さんの采配や戦略眼、判断等が有って上手く行ってたのだから。
その上、数々の戦いで戦果を上げ続けた[鳳翔]さんも辞めた、結果的に戦力は黒崎さんの頃の半分以下になっているだろう。
ま、今頃気づいても遅いですけどね…♪
間宮「ホント…[鳳翔]さんや[黒崎さん]にあんな事を言えるなんて…どの口が言ってるのやら…。 バカって後からになって気づくんですね。」
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