黒崎の3年間 第28話です

絶品の料理を振る舞った黒崎、今回はそんな前回から約2ヶ月後の話となります。
手っ取り早くお金を貯めようとする黒崎、果たして目標とする金額は貯まるのか…?

黒崎 所持金 15万48円
あれから2ヶ月が経ち、新潟には冬がやってきた。
1Kの部屋に寒さがやってくる。

貯蓄に関しても50万を超える位にはなった。

だが…私としても50万円でも不安は残る金額…バイクが買えるかどうかは分からない…。

黒崎「まだ滞在するしか無いか…。」

今日は日曜日の為、私は1日家にいる事に。
石油ストーブを買うお金も灯油も勿体無い為、部屋には電気ストーブが置いてある。
だがそれでも寒さは中々な物…私は布団にくるまって何とか暖を取る事にしてる。

黒崎「くそー…こんな寒いとは…正直なめてた…。」

布団の中に入っても震えは止まらない…
むしろ、電気ストーブで部屋を暖めようとしても…無理がある…。

黒崎「何とか…100万円貯まるまでの辛抱だ…。 頑張らないと…。」

目標とする金額は100万円…それまではこの寒さにも耐えないと…。

黒崎「今使ってるバイクを売っても…10万そこらだろう…そう考えれば…。」

色んな事を考えて計算してるが、一月どころで済ませる事では無い事は確か。

黒崎「取り敢えず…明日に備えて寝ようか…ふぁ…。」

考えるのを止めて私は寝ることにした。